「人生をやり直したい」過去の後悔を消す方法

「人生をやり直したい」

私の頭には、常にこの言葉が渦巻いている。

どうしてあんなことをしてしまったんだろう……あの頃に戻ってやり直したい。

心の中で、何度もこのセリフを吐き続けた。

特に、学生時代を謳歌できなかった私は、その頃を思い出す度に、後悔の念で心が押し潰さそうになってしまう。

だが、それでも過去に戻ることは決して許されない……。

そうわかっているからこそ、余計に悲しみが増してくる。

この悩みのせいで、私の心はいつもよどんだ雲が掛かったように薄暗く、一向に気持ちが晴れることはない。

しかし同時に、人より多く「後悔」と接してきたおかげで、その対処法も学ぶことができた。

この教訓は、私の今までの人生で最も価値のあるものだと思っている。

その有効性も、私が自信を持って「効果がある」と断言できるほどだ。

今回は私と同じように過去の後悔に縛られているあなたに、この後悔との正しい向き合い方を伝授したい。

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後悔する原因

後悔先に立たず。

この言葉が示すように、後悔をすることは何も生み出さない。

そうわかっていながらも、人は何故いつまでも後悔を引きずるのだろうか。

過去への後悔を消したいと願う人は、まず初めに、このことを理解する必要がある。

この後悔する根本的な原因を知らなければ、永遠に後悔の呪縛から解放されることはないだろう。

その原因とは、ずばり今の現状に満足していないからだ。

過去に戻って人生をやり直したい、これは裏を返せば今の現状は自分が望んだ結果ではないということだ。

思い出して欲しい。

あなたが子供の頃は「過去に戻りたい」などと一度も思ったことがないはずだ。

それは、子供は毎日が幸せだと感じているからである。

大人になってすっかり忘れてしまったかもしれないが、子供の頃は毎日寝る前になるとワクワクとした気持ちになる。

これは明日への希望を持っているからだ。

つまり、「人生をやり直したい」と思うことは、「未来への希望」を持てないからこそ沸き起こる感情なのだ。

今の状況からでは未来に希望を持てない、だからこそ「過去に戻ってやり直したい」となるのである。

まずは、このことをしっかりと覚えておいてほしい。

過去に戻れば望んだ人生になれるのか

前項では、過去の後悔は今の現状に満足していないことで起こる、と話した。

では、過去に戻って人生をやり直せば、本当に望んだ未来は手に入るのだろうか。

いや、私は決してそんなことはないと思っている。

そもそも、勘違いしてはいけないのが、人生をやり直すためにはただ過去に戻ればいいというわけではない。

人生をやり直すためには、過去に戻っても今の自分でなければならない。

今まで得てきた「経験」「後悔への苦悩」「教訓」それら全てを引き継いでいる必要があるためだ。

ただ単に時を戻しても、過去は変えることができない。

自分という存在が変わって、始めて過去を変える条件は整うのだ。

そう考えると、過去の自分と今の自分とでは、全くの別人格ということがわかる。

つまり、あなたが「あの時ああすれば良かった」と思うことは、しなかったのではなくできなかったのだ。

過去を後悔する大きな理由は、自分には他の選択肢があったと思っているからである。

だが、それは幻想だ。

本当は、最初から他の選択肢など存在はしない。

あの頃の自分にはそれしか選びようがなかったのだから。

そしてもう一つ。

過去を後悔することは、その時の行動が間違えだったと気づいたということ。

それはつまり、自分が成長した証でもあるのだ。

過去を思い出し悲観的な気持ちになる前に、まずはそのことをしっかりと認識してほしい。

過去の後悔を冷静に見つめれば、ただ苦しめられているだけではなく、そこには必ず何かを得た自分という存在に気づけるはずだ。

過去の後悔を消す方法

ここまで「過去を後悔をする原因」と「過去をやり直すことへの幻想」を話してきた。

その二つを踏まえたうえで、過去の後悔を消すための方法を話すことにする。

実は、すでに上記の二つを理解するだけで、この方法の半分は習得したことになる。

世の中には、過去を後悔することに対して「考えても仕方がない」「後ろを振り返らないで前だけ見ろ」などと答える者がいる。

一見して、あたかも正論のように思えるが、私から言わせれば単なる綺麗事である。

そもそも、過去を後悔する者は「後悔しても仕方がない」ことなど百も承知である。

しかし、それでも「過去を悔やむ気持ち」が消せないからこそ悩んでいるのである。

先ほどの意見は、いずれもその事実から目を背けているに過ぎない。

こんなものは、ただ突き放しているのと同じだ。

そうではなく、過去の後悔を消すためには、その後悔を受け入れることが必要なのだ。

もっと厳密にいえば、過去の後悔に意味を見出すことである。

過去を悔やむことは、過去の出来事を意味のないことだと心が認識しているから起こる。

しかし、前述したようにそれは間違いである。

過去のあなたはその選択しかできなかったし、後悔から得たものは必ずあなたの中に存在しているのだから。

それは「運命は決まっている」で話したように、もしかしたらあなたに与えられた運命なのかもしれない。

私のことでいえば、もし過去の後悔がなければ、このサイトを立ち上げようとは決して思わなかっただろう。

過去の後悔があるからこそ、同じ悩みを抱えている人達に「私が学んだ教訓を伝えたい」と願ったのである。

ただし、自分の後悔の意味を見出すためには、何度もその後悔と向き合わなければならない……。

それはとても辛い作業である……。

しかし、それをしなければ絶対に過去の後悔を消すことはできない。

そして、その意味を見出すために必要なことが、最初に話した「後悔する原因」と「過去をやり直すことへの幻想」を理解することなのだ。

この二つを理解して、始めて「過去の後悔を消す方法」が生きてくる。

この方法を達成できたのなら、どんな後悔でも100%消すことができると断言する。

では、その方法を教えよう。

その方法とは、ずばり自分が幸せになることだ。

前述したように、後悔する最も大きな理由は、今の自分の現状に満足していないからだ。

ならば、今の自分を「幸せ」にすればいいのである。

幸せになりさえすれば、過去の後悔に意味を見出すことも、過去の後悔を受け入れることも自然とできるようになる。

心の奥底から「あの時があったからこそ、今の幸せがあるんだ」と思えるからだ。

私は、幸せとは今の現状からでも必ず掴めるものだと思っている。

その後悔が、たとえ私と同じように「学生時代」のことだとしても。

世の中には「学生時代が人生で一番楽しかった」と言う人もいるが、この言葉はとても悲しいセリフだと思う。

人生の尺度で考えれば、学生時代とはほんの一時に過ぎないのだから。

その一時だけが楽しくて、残りの大半は辛い人生……。

そんな人生が、本当に幸せだといえるのだろうか。

いや、私はそうは思わない。

幸せとは「いま」感じていなければ、意味はないのだから。

いつまでも過去の栄光にすがって生きる、そんな人生には絶対にしたくない。

とはいえ……この記事を書いている今の私も、心から幸せだとはまだ言うことはできない。

それでも、幸せになることだけは絶対に放棄するつもりはない。

過去の後悔を完全に受け入れるためにも「幸せ」を目指して奮闘中だ。

自分を幸せにできるのは自分だけ。

どうかあなたも希望を捨てずに、幸せになることを諦めないでほしい。

あなたが心から幸せだと感じ、過去の後悔に意味を見出せる日がくることを私は願っている。

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