「良い医者」の見分け方と「セカンドオピニオン」の大切さ

先日、手にできたウイルス性イボがようやく完治した。

この病気には薬がなく、治療方法は液体窒素でイボを焼くしかない。

そのため、定期的に通院する必要がある。

完治するまでの期間は、じつに1年ほど掛かった……。

本当に長かった……。

これでようやく皮膚科通いから解放されると思うと、感慨深い気持ちになる。

ただ、私は途中で病院を変えている。

もし、病院を変えていなければ、今もまだ完治していなかったかもしれない。

そこで今回は、私の体験談を交え、セカンドオピニオンの大切さと、私が思う医者の見分け方を話すことにする。

同じ医者でもこうも違うものか……。

病院を変えて、私最初に感じたことである。

そもそも、なぜ私が病院を変えようと思ったか。

それは担当の医者に不信感を抱いたからだ。

事の発端は、私が最初の病院に通院してから10ヶ月ほど経った頃の話である。

長期の通院生活に嫌気が差し、一向に治る気配のないイボにイライラが募った私は、ある日、医者にこう尋ねてみた。

「治るまで、後どれくらい(期間)かかりそうですか」

その言葉を聞いた医者は、眉をひそめ、私をいぶかしめな目で見つめると、こう告げてきた。

「前よりちゃんと治ってるでしょ」

一瞬、私は何を言われたのか理解できなかった。

医者の返答は、どう考えても私の質問にそぐわないものだからだ。

しかし、医者はそれ以上は何も言わず、しかめっ面を浮かべながら黙々と処置を施した。

明らかに不機嫌そうな医者の様子に、私の方もただ黙るしかなかった。

当時は、医者のこの態度の急変した理由がわからなかったが、今ならその心情を理解できる。

恐らく、医者は私の質問の意図を「治療のやり方に不満がある」と捉えたのだろう。

そのため、私が医者にケチをつけていると誤解され、あのような態度を取ったと思われる。

もちろん、私としてはそのような気持ちはなく、純粋に残りの治療期間を聞きたかっただけだ。

「私の言い方が悪かったのかもしれない」と最初こそ反省したが、やはりどう考えても納得できなかった。

思い返せば、この医者には前々から不満があったのだ。

中でも、特に気になったことが治療時間に時間をかけないことだ。

ひどい時は、経過報告もなしに、ものの30秒ほどで終わったこともある。

これだけの時間のために、待合室で1時間以上待機することは、本当に釈然としない気持ちだった。

こうして、私は思い切って病院を変えることにした。

この決断が正解だった。

新しい病院の医者は、親身に私の話を聞いてくれて、ちゃんと治療の経過報告も教えてくれる。

前の医者のように、しかめっ面で黙々と作業をこなすようなことは決してない。

私はこの時、医者の人間性の大事さを知った。

以前は、そのことは全く気に留めていなかったが、こうして自分で体験してみると、その重要性がよくわかる。

特に、通院するのなら、医者の人柄を見極めることは必須だ。

長い通院生活は、想像以上に労力精神力を消費する。

そんな時でも、医者の人柄が良ければ、心理的負担を格段に減らすことができる。

もちろん、これには「医者の腕が確かである」ということが前提の話だ。

医者選びで一番重要なことは、「医者の実力」であることは間違いない。

しかし、それと同じくらい相性の良さというのは大事なのだ。

医者といえど、やはり人間である以上は、どうしても相性が合う・合わないということがある。

相性が合わない医者に通い続けるのは、想像以上に心理的負担が大きい。

もし、今後あなたもそのような機会に遭遇したら、その時は思い切って病院を変えることをお勧めする。

自分の担当医に少しでも違和感を感じるなら、それはあなたにとって合わない医者である可能性が高いからだ。

病院を変えることに抵抗がある、という人も中にはいるだろう。

私も最初はそうだった。

どうしても、途中で病院を変えることは医者に対して罪悪感を感じるし、なにより、また同じような医者だったらと思うと気が引けて、なかなか一歩を踏み出せない。

しかし、そこで妥協して通い続けても、決していい結果にはならないだろう。

最悪の場合、そのことが原因で、今回の私の事例のように完治が遅くなるかもしれない。

友達や恋人と同じように、何処かに必ずあなたに合う医者は存在する。

医者選びは妥協せず、是非ともあなたにとって最良の医者を見つけて欲しい。

ちなみに、これは自論だが、人柄が良い医者は腕も確かである確立が高い気がする。

それは、私が二人の医者の治療方法を比較して結論づけたことだ。

新しい医者に初めて行った際に、前の医者に治療してもらったイボを見せると、医者から「そんなに焼いてるのにまだ治らないの」と驚かれた。

医者が言うには、普通ならこれだけ焼いたら治ってもいい頃だというのだ。

その言葉を聞き、最初こそ落胆したのだが、新しい医者の治療法を見て、その意味を理解した。

前の医者と新しい医者では、治療時間(焼く時間)に差があったのだ。

ウイルス性イボの治療は、基本的に液体窒素でウイルスを焼くしかない。

そのため、イボの部分に液体窒素を押し当てる必要がある。

その時間は、イボの大きさにもよるが、平均すると10~20秒ほどだ。

私のイボはそこそこの大きさだっため、二人目の医者の治療では、毎回15秒~20秒ほど当てられていた。

しかし、前の医者の時は、常に5秒ほどの長さだったのだ。

この焼く時間は、二番目の医者に比べて明らかに短い時間である。

時間のことは、二番目の医者に変えて初めて知ったことなので、当時は何も思わなかったが、改めて振り返ると、やはり最初の医者の処置には疑問を感じずにはいられない。

もしかしたら……あえて時間を短縮することにより、私の通院期間を延ばそうとしていたのではないだろうか……。

そのことを私に勘づかれたと思い、医者はあのような態度を取ったのかもしれない……。

あれ以来、私はそのような疑心暗鬼にとらわれてしまっている。

真実がそうでないことを祈るばかりだが……。

いずれにせよ、今回の件で、私はセカンドオピニオンの大事さを身を持って実感した。

今後は、少しでも担当医に違和感を感じたら、すぐに病院を変えようと思う。

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