コロナの不安を取り除く解消法

2020年、世界は新型コロナウイルスの影響で大混乱に陥った。

我が国日本でもその影響により、2020年4月から緊急事態宣言が発動され、外出自粛により街にはほとんど人がいなくなった。

それまでの日常が一変し、人々は未だかつて味わったことがない恐怖に苛まれている。

長期に渡る自粛生活により、多くの人はストレスを抱え、心を病んでいく人が後を絶たない。

専門家によれば、コロナ騒動が収まり元の日常に戻るには、最低でも2年は掛かると言われている。

つまり、緊急事態宣言が解かれたとしても、私達はコロナに考慮して生活していかなければならないのだ。

そこで今回は、少しでもコロナの不安を軽減させるために、コロナの不安を取り除く解消法を記したい。

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コロナの不安を取り除く解消法

まず初めに知っておかなければならないことは、私達が今後コロナの下で不安を持たずに生きていくためには、思考を変えなければならない、ということ。

多くの人がやる間違いは、どうやったらコロナを終息させられて元の生活に戻れるか、そのことばかりに囚われて行動していることだ。

たしかにコロナを終息させることは私達の悲願である。

一刻も早く元の日常生活に戻りたい、と誰もが思っていることだろう。

しかし、この思考法では冒頭でも述べたように、ただストレスを溜めるだけで、心が疲労してしまう。

【将来の不安を考えないことの大切さ】でも話したように、物事には自分ではどうすることもできないことがある。

今回のコロナウイルスの件はまさにその事例だ。

どんなに自分が思い悩んでも、世界の情勢は何も変わらない。

まさに悩んでも無駄なのである。

つまり、コロナの不安を解消するためには、その逆の思考法をすることが重要だ。

あるがままを受け入れ、無駄に思い悩まないこと。

もちろん、マスクの着用や人混みを避けるなど、最低限の自衛策は必要である。

しかし、過度に心配し、ストレスを増やして体調を崩しては本末転倒である。

「病は気から」という言葉があるように、体の異常は精神からもきたす。

これは迷信ではなく、医学的にも証明されていることだ。

心と身体は密接に繋がっている。

だからこそ、自分のやれる範囲の対策をしたら後は考えない。

この思考が大切である。

そのための対策の一つとして、自分は心配性だと自覚がある人は、極力テレビを見ないようにすることをオススメする。

テレビは私達の精神を知らず知らずのうちにネガティブな方向へと導く要因になる。

自分では意識してなくても、負の感情が刷り込まれてしまうのだ。

特にコロナ関連のニュースには良いニュースはほとんどない。

こんなものを毎日見続けていたら、精神が蝕まれるは当然のことである。

情報はネットニュースなどで最低限集めるだけにして、なるべくマイナスな情報には触れないことが重要である。

今後は是非心掛けて欲しい。

コロナに負けない免疫力を高める方法

そして、もう一つ大事なことは免疫力を高めることだ。

仮にコロナにかかったとしても、免疫力さえ高めておけば大事には至らない。

免疫を高める一般的な方法としては、良質な栄養を取り、適度な運動をして睡眠をしっかり取ること。

このことはほとんどの人が認識しているだろう。

しかし、それだけではなく、免疫力を高めるためにはさらに効果的な方法がある。

それはオキシトシン」の分泌を高めることだ。

オキシトシンとはホルモンの一種であり、『愛情ホルモン』とも呼ばれ、女性の妊娠・出産時に大量に分泌されるホルモンとして医療業界で有名である。

このオキシトシンの分泌量が多ければ、よりストレスが軽減され、免疫力が高まるのである。

このことを知ってるだけでもコロナに対する不安はかなり軽減されるはずだ。

では、このオキシトシンはどのようにすれば増やすことができるのか。

方法はいくつかあるが、最も簡単で効果的な方法は感謝の気持ちを持つことである。

家族に日頃の感謝の思いを伝えたり、会社の同僚や友人にちょっとした気遣いをするなど、相手を思いやる気持がオキシトシンを高める。

逆に言えば、マスクの買い占め行為など、常に闘争心を持ち、「自分さえ良ければいい」という行動はストレスを高め免疫力を下げる結果に繋がる。

私は、昨今の日本は昔に比べて心に余裕がない人が増えたように感じる。

もちろん、それはコロナの影響もあるだろうが、やはり一番は相手を思いやる気持ちが欠けているからだろう。

海外から「義理と人情」が厚い国と称されていた昔のように、こんな状況だからこそ私達はもう一度「相手を思いやる心」を育んでいかなければならない。

どうか、この記事を読んでいる人達は、自分さえ良ければいいという身勝手な人間にはならないでもらいたい。

今回のコロナの件で、多くの人が相手をいやる気持ちの大切さを認識するきっかけになることを願っている。

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