成功者になるためには批判や嫉妬されることは避けられない

2018年の平昌オリンピックは、日本が過去最多の13個のメダルを獲得し、大躍進した大会だった。

中でも、特に話題を呼んでいるのが「カーリング女子」である。

男女通じて初の銅メダルを獲得し、日本カーリング界の歴史を大きく動かした。

三位決定戦では、瞬間最高視聴率は驚愕の42%と「紅白歌合戦」並の視聴率を叩きだすほどの人気ぶりである。

これだけ世間から注目されたのも、成果だけでなく、彼女達自身にも魅力があったからだろう。

「そだねー」の方言が話題になり、ハーフタイムに食べていた「おやつ」が店舗から売り切れるなど、大々的に世間を賑わしている。

まさに、今をときめく「時の人」である。

しかし、そんな中でも、彼女達に批判を投げかける、いわゆるアンチは存在するのだ。

人によってはアンチに対して「日本のために頑張ってきた彼女達を批判するなんて信じられない」と憤慨するかもしれない。

だが、これは至って普通の流れなのである。

なぜなら、成功者が批判されることは避けられないからだ。

今回は、自分もいずれ成功したいと願う人へ、成功者になるための心得を話したい。

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成功者になるために必要な心構え

成功者は必ず叩かれる。

私は、今回のカーリング女子の騒動を見て、そのことを改めて確信した。

オリンピックが開幕した当初、ほとんどの人はカーリング女子には興味を示していなかったはずだ。

ただでさえマイナーなスポーツに加え、ルールさえ知らない人が多いのだから当然だろう。

しかし、決勝トーナメントに進出し、メディアの露出が高まると、瞬く間に批判的な声が高まった。

一時は「カーリング女子」と検索欄に打つと、「嫌い」「腹が立つ」などの単語が候補として表示されるほどだ。

批判的な意見は主に、「可愛くない」「しゃべり方が嫌い」「ぶりっ子」など、女性目線の声が多い。

たしかに、私もハーフタイムのことを「もぐもぐタイム」と言い表す風潮には「やりすぎ」だとは感じた。

しかし、ここで一つ、重大なことを忘れてはならない。

彼女達は芸能人ではなく、アスリート選手なのである。

批判的な意見の大半は、カーリング選手としての彼女達を叩いているわけではなく、世間からチヤホヤされている彼女達に目を向けているのだ。

はっきり言って、これはもう嫉妬としか言いようがないだろう。

このことからも分かるように、成功者になれば嫉妬されることは避けられないのである。

逆に言えば、周りから嫉妬されることが成功した証でもあるのだ。

人によっては、批判や嫉妬されることを「恐い」と感じる人もいるかもしれない。

しかし、批判や嫉妬を恐れていては、永遠に成功者になることはできない。

成功者になるためには、周りから嫉妬されるほどに「何か」が秀でていなくてはならないからだ。

今回のカーリング女子で言えば、これだけ世間で話題になった理由も、彼女達の「愛嬌」が秀でていたからだろう。

もし、彼女達がアンチの言葉通り、「そだねー」などの方言も話さずにしおらしくしていたら、きっとここまでブームにはなっていなかったはずだ。

単純にアスリート選手としての活躍だけを見れば、金メダルを取った選手は他にもいるのだから。

以上のことからも分かるように、成功するためには自分をさらけ出すことは必要不可欠なのである。

もちろん、自分をさらけ出したからといって、それが世間に受け入れられるかどうかは別である。

しかし、批判される要素もない「平凡な人」には、成功者になれる可能性すらないのだ。

批判される裏には、必ずあなたを支持してくれる人もいる。

そういう人達のためにも、自分を偽らずに堂々とさらけ出すこと。

それこそが、成功者になるために最も必要な心構えである。

このブログに関しても、私の考えに同意できない人はたくさんいるだろう。

私の価値観は、一般的には受け入れ難いことが多いのだから当然だ。

しかし、それでも私は自分の信じた思想を伝えたい。

それが必ず「誰かの助けになる」と信じているからだ。

あなたも批判を恐れずに、自分の信じた道を貫いて欲しい。

それがあなたが成功者になるための一番の近道なのだから。

信念を貫くことの大切さ

結局のところ、なぜ成功者になると周りから嫉妬されるのかと言えば、それは自分がまだアンチにとって身近な存在だと思われているからだ。

【相手に嫉妬しないための究極の対処方法】でも話したように、人が嫉妬する対象は「同格」か「格下」だけだ。

つまり、アンチが手の届かない存在だと思うほどの成功者になれば、おのずと嫉妬されることも少なくなる。

「成功者になりたい、でも嫉妬はされたくない」と思うなら、より高みを目指すしかない。

ただ、成功してから嫉妬される分には、まだマシな方である。

中には、成功への道のりで批判されることもあるからだ。

そういう時、彼等は必ず正論を振りかざしてくる。

「普通の道を進んだ方がいいよ」「今からじゃ遅いよ」など、そのほとんどが否定的な言葉だ。

当然ながら、その意見に従えば、たちまち成功への道は閉ざされる。

成功者になりたいなら、自分を信じる勇気も必要なのだ。

たとえそれが親の意見だとしても、自分の信念を曲げない力強さが必要である。

その情熱に人は心を打たれ、次第にあなたを応援する人が集まってくる。

信念なき道に成功はない。

どうか、このことを忘れないでもらいたい。

最後に、批判や嫉妬を極度に恐れる人に、この言葉を伝えて記事を締めることにする。

どんな偉業を成し遂げても、必ず批判や嫉妬はついてくる。

だからこそ、必要以上に批判や嫉妬を恐れないで欲しい。

あなたが批判と嫉妬に打ち勝ち、自分の信じた道を貫けることを私は願っている。

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